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類似エンジンにご注意下さい!!!

[2006.11.30]

類似エンジンに関して

最近、意味解析まで処理可能な言語解析エンジンと称し、宣伝等を行っている類似エンジンが出回っております。

当社の言語解析エンジンも意味解析までを処理するエンジンですが、意味解析まで処理可能なエンジンの定義と処理内容を下記に挙げておきますので、其の節は、下記のチェック項目をお試しになり、ご判断下さいますようお願い申し上げます。

意味解析までの処理について

  1. 形態素解析
    1. 分ち書き処理
      形態素と呼ばれる意味を持つ最小単位の語に分割することです。
       / 今日 / は / 天気 / が / 良い / 。 /
    2. 品詞付け処理
      分割された各形態素に対して、品詞情報の付与を行うことです。
       時相名詞 + 格助詞 + 普通名詞 + 格助詞 + 動詞 + 記号
    3. 固有表現の抽出
      東京都(地名)や警視庁(組織名)などの固有表現を抽出することです。
       地名、人名、組織名、固有物名、割合、金額、日付
  2. 構文解析
    1. 文節統合
      文を区切った際に、意味的に不自然にならない程度の最小の単位である文節へ、形態素を統合することです。
       / 今日は / 天気が / 良い。 /
    2. 係り受け解析
      文中の各文節がどの文節を修飾するか(係るか)を解析することです。
       (今日は) → (良い。) ← (天気が)
  3. 文脈解析
    1. 照応解析
      1. 代名詞処理
        一般的に代名詞や指示詞などの品詞に分類される語が何を指しているか、を特定することです。
         彼が言った。 (彼) = 山田
      2. ゼロ代名詞処理
        日本語の文章において、聞き手が容易に補間できる場合、主語や目的語が省略されることがあります。この省略があることを検出し、更に、具体的に何が省略されているか、を特定することです。
         会社へ行った。 (主語) = 山田
    2. 文間関係の特定
      複数の文が相互に関係し、意味を成している文において、接続詞、主語や目的語の繰り返しなどから、文と文の関係を特定することです。
       順接、逆接、原因、理由、結果、…
  4. 意味解析
    1. 深層各情報の付与
      語と語の意味的な関係を表す情報を付与することです。
       Agent、Object、Place、Time、Cause、Reason、…
    2. 概念情報の付与
      事前に構築された意味概念体系を用いて、語の概念を表す情報を付与することです。
       哺乳類 → 人間 → 男·女、人間 - 考える、走る、…
    3. 知識表現
      知識をどのようにコンピュータ上で表現するかを定義したもののことです。
       箸を落とした。ラーメンを食べずに出かけた。
       (原因 = 箸が無かった ; 結果 = 食べられなかった)